タイトル通り、
気になる！アレコレを調査する企画。

独自の視点で深堀りし、
購入時の気になる不安や疑問をスカッと解消！
「人気の商品、実際どうなの？」
「この二つ似てるけどどう違うの？」
などなど、気になるアレコレを徹底分析。


さて、本格的に夏が到来ということで、
旅行や帰省、部活の合宿などのご予定を
控えている方も多いのではないでしょうか。

そこで、ナチュラムきっての人気ブランド、
「THE NORTH FACE」 と 「Patagonia」の
ダッフルバッグを徹底検証・比較していきます。

今回は、私、南中（みなみなか）が隊長となり、
おしお隊員とkiro隊員の計3名で調査します。


【今回の調査するアイテム】
・BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）
・Black Hale Diffel 40（Patagonia）


調査をする前に！
各隊員はどっち推しなのか聞いてみましょう。


おしおさん
「BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）推し。
　いっぱい荷物が入りそうで使いやすそう。」

kiro
「BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）の方が
　個人的に好きなデザインでかっこいい！」

南中（みなみなか）
「ごめんなさい、甲乙つけ難過ぎます。
　ぱっと見ただけなら・・・
　Black Hale Diffel 40（Patagonia）で！」


と、2対1で
BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）が
やや優勢といった前評判でした。


それでは、それぞれにどういった特徴があり、
比べてみるとどういった違いがあるのか。
実際に調査・比較をしてみたいと思います。





両アイテムの基本スペックの確認です。

BC DUFFEL S（写真左）
品　番：NM82368
定　価：23,980円（税込み）
容　量：44L
サイズ：H53×W32.5cm
重　量：1,310g

Black Hale Diffel 40（写真右）
品　番：49339
定　価：22,000円（税込み）
容　量：40L
サイズ：H50×W32×D22cm
重　量：1,045g

ご覧の通り、フォルムが違うのは分かりますが、
価格・サイズ感等は似たり寄ったりといったところです。
BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）が若干容量が多く、
少し重いといった具合ですが、そこまで大差はなさそう。



横から見てみると、
ドラム型のBC DUFFEL S（THE NORTH FACE）
ボックス型のBlack Hale Diffel 40（Patagonia）
と大きく違うことがお分かりいただけます。


底面はそれぞれが異なる生地に切り替え、
耐久性を上げていることが確認できますね。


上蓋側を見てみると、
Black Hale Diffel 40（Patagonia）の面が大きく、
荷物の出し入れがしやすそうな感じです。

では、実際のところ、
荷物の出し入れのしやすさに違いはあるのか
検証してみようと思います。


まず、蓋を開けてみると、
開口部の大きさが全然違いました。

Black Hale Diffel 40（Patagonia）が
とても広いので、気室内を見渡せて、
荷物の出し入れがしやすそうです。


一方で視点を変えてみると、
BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）は
縁のところが返しのような形になっており、
荷物がこぼれにくくなっていて、嬉しいポイント。


真上から見比べてみると、
一目でわかるほど、両者の特徴がくっきりと出ています。

ただ、共通点もありまして、どちらも上蓋の内側には
大きなメッシュポケットをスタンバイしているので、
タブレットや生活必需品などの整頓に便利です。

「どういった荷物を入れるか」
でチョイスはずいぶんと変わりそうです。


まだ他にもポケットがありまして、
BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）は
サイドの大きなロゴのある丸い面に1カ所、
Black Hale Diffel 40（Patagonia）は
同じサイドでも長い面の方に1カ所あります。


Black Hale Diffel 40（Patagonia）にいたっては、
ポケットが内側と外側の両方からアクセスできる
神仕様となっており、かなりの評価ポイント。

使用頻度の高いもの（モバイルバッテリーとか?!）
なんかはこのポケットにしまうと良いかもですね。


そしてどちらも付属品として、
ショルダーハーネスが標準装備されています。

荷物の重さや量に応じて、
背負って使えるようになるのはかなり嬉しいです。

必要であれば別売りでも買っちゃえば良いんですが、
標準装備ってところがミソです。




BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）は
ベルトのようにショルダーハーネスの先を
パーツに通してホールドするだけ。

Black Hale Diffel 40（Patagonia）は
バック本体のDカンにショルダーハーネスの
パーツをひっかけるだけ。

力いらずなので、
女性やお子様でも簡単に装着可能です。

荷物が重い時なんか、
「手で持ってられるか～！」ってなっちゃうんで
そんな時はショルダーハーネスの出番です。


ちなみになんですが、
Black Hale Diffel 40（Patagonia）は
バッグ本体とショルダーハーネスそれぞれに
「L」「R」のタグが付いており、左右のつけ間違いを
しないような細かな工夫がされています。

ユーザー目線に立った優しい気遣いです。


実は両者ともに、
コンパクトに収納することが可能です。

BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）は
ポーチとして単体使用もできる収納袋が付属。

Black Hale Diffel 40（Patagonia）は
先ほど紹介したサイドポケットの中にぎゅっと
収納できるパッカブル仕様となっています。

ダッフルバッグって意外と自宅での保管場所に
困るんですが、ここまでコンパクトに収納できれば
保管場所問題も解決です！


BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）
だけの特徴でIDウィンドウがあります。

名前や目印のステッカーを挟むなどで
空港や合宿・修学旅行の時などに
荷物の取り違いを防ぐことが出来ます。


実際に持ってみました。

BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）は
ハンドルを握る形で持ち運ぶのに対し、
Black Hale Diffel 40（Patagonia）は
長い持ち手が付いているので、
トートバッグのように持ち運べます。


次は背負ってみました。

ご覧の通り、見た目に大きな差は無く、
背負い心地もほぼ一緒かなって感じでした。




それでは、これまでの調査を元に、
調査隊の3名の意見をまとめまして、

①価格
②デザイン
③収納力
④使い勝手
⑤サイズ・重量

について、10段階で評価したところ、
このような結果になりました。


①価格
②デザイン
⑤サイズ・重量

は両者互角といった具合で、

③収納力
④使い勝手

で少し差があるようでした。

良い点
・手荒に使っても大丈夫なほどの厚みのある生地。
・丸いフォルムがかわいい。

気になる点
・手で持ち運ぶ際、重い荷物の場合は大変。
・開口部が小さいので荷物が出し入れしにくい。
・生地が硬く、シッパーの開閉のしにくさが気になる。
・THE NORTH FACEらしさがあって良い。
良い点
・底面が大きいので整理整頓がしやすい。
・開口部が広く使い勝手が良い。
・生地が柔らくて開け閉めしやすく、荷物を詰めやすい。
気になる点
・荷物が少ない時のくたっと感が気になる。
・パッカブル収納は硬くて難易度が高い。
・ショルダーハーネスの横幅がもう少し欲しい。


調査・比較を終えてみて、
改めて各隊員に推しを聞いてみましょう。


おしおさん
「比べてみると、荷物の出し入れのしやすさで
　Black Hale Diffel 40（Patagonia）が好き。」

kiro
「機能面はすごく違うわけではないので、
　せっかく持つならやっぱりデザイン重視。
　BC DUFFEL S（THE NORTH FACE）で！」

南中（みなみなか）
「整理整頓のしやすさ、持ち運びのしやすさから
　Black Hale Diffel 40（Patagonia）が好み。」


2対1でBlack Hale Diffel 40（Patagonia）に
軍配が上がりました。


それぞれに個性・特徴があり、改めて
両者の魅力を再確認することが出来ました。

皆さまのお買い物の際に、
お役に立つととてもうれしいです。


それでは、また次回！



---- 【 次回予告 】 ----

「THE NORTH FACE パンツの2トップを徹底比較！」