どうも。kiroです。


【山食行路(やましょくこうろ)】

山を学び、山を知る。
食事を堪能し、恵に感謝。
行く手にはいろいろな路があるが、そのすべてを楽しむ。

そんな山歩きがしたいと思い名づけました。


独自目線の体験談や、メーカーさんからのアドバイスなどを発信しながら、
まだまだ未熟な私が山を楽しむための実記とでもいいましょうか。

様々な方に楽しんで読んで頂き、何かのためになれば嬉しいです。




「久々にテント泊がしたい！」

いつも一緒に山に行っている相方からの一言。

実は去年あまり泊りで山に行けず、
最後にテントを張ったのが「OMM LITE」になってしまっていた。

とにかくテントを張ろう！　ということで
関西ではおなじみ「金剛山」の「ちはや園地」でテント泊をすることに。

金剛山は標高1,125m
誰でも登りやすいルートがいくつかあり、
地元の方を中心に愛されている山の1つ。

金剛山は基本的にどの季節でも登ることができる。
個人的におすすめな季節は12月末～の雪が積もるシーズン！
チェーンスパイクをつければ登ることができ、
山頂では子供たちが楽しそうにソリをしてしたり、
クォリティーの高い雪だるまがたくさんいるのが印象的。


いつか冬の金剛山も紹介しよう。

今回の登山では最近サボっていたごはんも作る。
最近の山ごはんは乾麺(軽い、早い、うまい！最高！)が多くなっていた。

計画を練ってる時間も楽しい。




今回のスケジュールをざっくり紹介。


10：30　バス　河内長野駅前(出発)

11：05　バス　金剛山ロープウェイ前(到着)

11：15　登山口(出発)

12：00　ちはや園地(到着)

受付＆テント設営

12:25　ちはや園地(出発)

13:15　山頂(到着)

お昼ごはん

15:30　山頂(出発)

16:15　ちはや園地(到着)

17：00　晩ごはん

21：00　就寝


08：00　起床

朝ごはん

9：50　ちはや園地(出発)

10：20　登山口(到着)

10：45　バス　金剛山ロープウェイ前(出発)

11：25　バス　河内長野駅前(到着)





kiroの持ち物を紹介。(写真にほぼ写っていないが...)


・ジャケット
【マムート】：商品名不明

・フリース
【パタゴニア】：メンズ R2テックフェイス ジャケット

・インナーダウン
【フォルクラ】：商品名不明

・アンダー
【ファイントラック】：ドライレイヤーベーシックブラタンクトップ

・Tシャツ
商品不明

・パンツ
【ノースフェイス】：商品名不明

・シューズ
【スカルパ】：マルモラーダプロHD WMN

・靴下
【フィッツ】：ヘビーエクスペディションブーツ


・バックパック＆ヒップ パック
【ドイター】：グラビティ エクスペディション 45+ D3362222
【パタゴニア】：ウルトラライト ブラックホール ミニ ヒップ パック 1L

・トレッキングポール
【レキ】：「ブラックシリーズ FX カーボン」
【レキ】：「マカルー FX カーボン AS」

・テント
【アライテント】：エアライズ1

・シュラフ
【イスカ】：エア 450　ショート(廃盤)
　　　　　　エア プラス 450

・マット
【サーマレスト】：Zライト ソル

・ライト
【ヘキサー】：HEXAR コンパクトLEDランタン UL3

・クッカー
【SOTO】：ナビゲータークックシステム
【SOTO】：アルミクッカーセットM
※どちらも小さいほうだけ持っていった

・バーナー＆ガス
【SOTO】：ウインドマスター
【SOTO】：パワーガス250トリプルミックス

・ボトル
【ナルゲン】：広口0.5L
【ハイドラパック】：シーカー

・エマージェンシー
【エスオーエル】：エマージェンシーヴィヴィ
【エスオーエル】：SOL スカウト
【ライフシステム】：セーフティホイッスル ネックストラップ付


実際、山にいったのは3月末。

天気は良く、気温は日中が15℃、
動けば暑いけど、止まれば少し冷えるくらい。
山頂でごはんなどのんびりする予定であれば
インナーダウンがあればちょうどいいくらい。

夜は10℃くらい？
風があった分、晩ごはんの時の体感温度はもっと寒かった。




相方と合致し、河内長野駅近くにあるスーパーで
本日の夕食を買い出し。
河内長野駅周辺はコンビニもあるので便利。

山に行く前に周辺にコンビニやスーパーがあるかは要チェックすること。


バスに乗り込み いざ出発！！




今回のルートは金剛山ロープウェイ前から、ちはや園地を経由して山頂をめざす。

金剛山ロープウェイ前にはトイレと自販機がある。

山を登っていると共有スペースや道など、メンテンスしてくださっている方に感謝しかない。
メンテンスをしてくださっている方がいるから、私たちは安全に山に登ることができるのだ。
だから来たときよりも綺麗に、安全に、を心がけて登る。


ここのルートは整備されており、かなり歩きやすい。
子供連れの方やお年寄り、様々な方に人気のルートだ。


途中いくつか人気の登山ルートの入り口があるのだが、
現在は土砂崩れなどで通行禁止になっているところも多い。

登る前に行くルートの状態をしっかり調べておくことを忘れずに。


道なりに進むと急な登りがくる。


ここのルートで1番急な登りだ。
これを超えればちはや園地はもう少し！




今回はいつもは使わないトレッキングポール借りたので使ってみた。

【レキ】
「ブラックシリーズ FX カーボン」
「マカルー FX カーボン AS」


個人的に「ブラックシリーズ FX カーボン」よりも
「マカルー FX カーボン AS」の方が好み。
安定感＆安心感、重さがしっくりきた。


(左：ブラックシリーズ FX カーボン、右：マカルー FX カーボン AS)

いつもは使わないからか、かなり新鮮！
2点軸より、4点軸になるとこんなにも安定感があるのか！

テントを担いでいてもいつもよりも軽く感じる...。
いつもよりもサクサク歩いてる...。

高価なギアにはなるが、
これからの持ち物リストに含まれることだろう。






到着したらまずは受付。

いつもは土のサイトだが今回はデッキを予約。
(予約するの遅れて土は空いてなかった)



土は1サイト、500円
デッキは1サイト、1000円
（2024年3月末の価格）

山岳用テントなら2張は余裕で張れるので
デッキサイトを借りても2人で折半して1人500円！
この値上げばっかりの世の中でなんと破格な...

トイレもかなり綺麗。
(男性用は知らんけど女性用は洋式がある)


園内は禁煙で、炊事場があるので火器は決められたところのみでの使用可。
水道もしっかり完備！感謝..

ゴミは必ず持ち帰り。
来たときよりも綺麗に！






設営完了

山頂に向けて出発！


ここのルートは途中に展望台や大阪府最高地点があるので寄り道するのもよし。


ひたすら道なりに進むと大きな鳥居が出てくる。


途中の看板に励まされながら進む。


樹齢約600年の仁王杉！圧巻。


金剛山葛木神社でお参り。


さらに進むと夫婦杉がある。
杉の横の石に詩が書かれてるんだけど、なるほど...と感心する。
(探してみて)


この道を進めばもうすぐ！





転法輪寺
年明けはいつもおみくじ引く。


転法輪寺を過ぎて無事到着！

金剛山山頂にはライブカメラがあるので写って
後で見返すのも楽しい！


横には広場がありここで持参したごはんを調理してを食べる方も多い。

またトイレや喫煙所も完備されているのでかなり過ごしやすい。
利用の際は記載されているマナーを要チェック！


今回私たちは山小屋でごはんを調達！
カップラーメンやおにぎり、そば、おでんなど種類も豊富でおいしい。


この日はとても春を感じる気候だったので外のベンチで食べることに。


あと、絶対チェックしてほしいのがソフトクリーム！

冬にいったときはあまおうソフトで、今回は桜ソフトだった。
めっちゃおいしい！
ほかの季節の味も気になるな...

山頂で2時間近くペチャクチャしゃべりながら過ごしたよ。
テント泊だからこその時間の使い方。
贅沢！

ゴミは山頂で購入したものは捨てられるゴミ箱があるが、
持参したものは持ち帰り！

ルールを守って気持ちよく過ごそう！





(チゲなんとか味噌味の鍋)

暗くなる前に料理の準備をして食べはじめる。

女2人、”映え” なんて気にせず食べたいものを食べたいだけ。
日頃のストレス、疲れを食でも発散する！
自然の中で食べるからさらに食が進む。
(写真載せてないけどもちろん〆のラーメンも食べた)

ちなみに私は山ではお酒を飲まない。

山での楽しみ方は人それぞれ。
それぞれの楽しみ方で山を満喫するのが正解。

このあと2人でテントの中でトリック見ながら寝た。






朝起きてすぐにテントなどは全部撤収し、
朝ごはんを食べながらのんびり過ごした。

私はアルファ米の風味が苦手なので、何らかの味付きを選ぶ。

アルファ米作るの難しくない？

いつもお湯の加減をミスるようで、めっちゃ硬いか、ぶよぶよになる。
そろそろうまく作っておいしく食べたいところ。
(まぁいつも硬くても、ぶよってても、おいしーって言いながら食べてるが)

ちなみにこの時は硬かったよ。



受付に番号札を返却。

今回の山での話などなど、しゃべりながら無事下山。

久々のテント泊はここに書いてないが、まぁまぁ濃かった...
いつも何かしらあるのが相方の素晴らしいところ。

たぶん今年1番の衝撃。
(今のところは)
金剛山に来るたびに言い続けるだろうな...


楽しかった。

次はどこに行こうか。